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略して「バタフライ効果」。男子団員二人中心のテキストを取り扱っています。
Posted by - 2026.06.11,Thu
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Posted by バタフライ効果 - 2008.06.05,Thu
「僕はあなたに出会うために生まれたのです、とか言えたら少しは様になったでしょうかね」
「あほか。お前はハルヒの前に現れたわけであって、俺の前に現れたわけじゃないだろ」
「まぁそうですが」
「お前はハルヒのためでいいんだよ。そうあるべきだ」
「……そこまで言い切られてしまうとさすがに僕も少々傷つきますよ」
「お前がハルヒのためであるかぎり、お前がどれほどあいつのイエスマンであってもお前を忌々しく思うだけで終わるからな」
「それは、どういう……」
「もしもお前が俺のものだとしてする。もしも、だぞ。変な勘違いはするなよ。もしもお前が俺のものだとして、それなのに自分が優先されない状況なんて――最悪だろ」
 俺がハルヒだったら閉鎖空間に神人大量発生させて世界崩壊なんてあっという間だぜ。
「……っ!」
 ガシャッ、と音を立てて古泉が座っていたパイプ椅子が後ろに倒れた。
「…………古泉、離れろ。抱きつくな。顔を近づけるな。耳元で喋るな。あーあーあーあー聞こえない聞こえない。何勝手に感極まってんだ。落ち着け。お前は黙ってハルヒのお追従でもしてろ。ほら、さっさと離れろっての。暑苦しい。もうそろそろハルヒたちが朝比奈さん撮影会を終えて戻って来る頃だろ」
 俺は古泉の身体を長テーブルの向こう側に押し返しながら、盤に最後の一手を打つ。
「王手」

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